美腸

f:id:dream3631:20151109075647j:plain眠る前にしてはいけない「美腸」を育むたった1つのこと


腸をキレイにすることが、美肌やダイエット、健康に欠かせないことがだんだんと広く知られてきたかと思います。しかし、腸内環境に良いと言われている食べ物や習慣はわかっていても、なかなか全てを実践するのは難しいですよね。そんな方は、たった一つ「寝る3時間前までに食事を終わらせる」ことから始めてみましょう!



■睡眠の3時間前に食事をすませるべき理由


●副交感神経のスイッチをONにする

腸の働きはリラックスした気分のときに優位になる「副交感神経」が司っています。

一方、興奮したり緊張したときに優位になる「交感神経」は、食事をすると身体が温まることでもわかるように、ものを食べるだけでも交感神経が優位に働いてしまいます。

食べ物を消化するまでに約3時間はかかると言われており、この間に眠ってしまうと交感神経が優位な状態で眠りにつくことになります。副交感神経腸が優位な状態で眠り、腸を働かせるためにも、睡眠の3時間前には食事をすませておくことが大切です。

●腸のお掃除ホルモンの分泌を促す

胃のすぐ下にある「十二指腸」から分泌される「モチリン」というホルモンには、胃腸を動かし消化管のお掃除をする役目があります。モチリンが分泌されることで、寝ている間に胃腸のお掃除をする働きがあるのだとか。

便秘外来で有名な松生クリニックの松生医師によれば、モチリンは、消化が終わってからでないと分泌されないとのこと。やはり、寝る3時間前までに食事を済ませておくことが大切なのです。

(3)成長ホルモンの分泌までも!?

さらに、空腹になると胃から分泌される「グレリン」というホルモンには、成長ホルモンの分泌を促す働きがあることがわかっています。

寝ている間に成長ホルモンが分泌されることで、腸壁などの細胞の修復や生成を促します。また、脂肪を分解して寝ている間にエネルギーとして消費する働きもあるので、ダイエットにも◎。


美容・健康に良いと言われる食べ物を食べても、腸の状態が悪いと効果が半減してしまうことも……。まずは、寝る3時間前までに食事を終える習慣をつけて、美腸を目指してみてはいかがでしょうか。