3分でok

３分でＯＫ！ダイエット、美肌、集中力...目的別簡単朝ごはん

1日を始める活力源であり、ダイエット中でも食べておきたい朝ごはん。とはいえ、忙しいとつい抜いてしまいがちです。美肌と腸の健康の、そして仕事に集中するためにも朝ごはんは必須。時間をやりくりして、最低限これだけは食べておきたい食品を管理栄養士の安中千絵先生に教えていただきました。目的別に紹介します。

ダイエット中にはオクラ納豆ごはん

「ダイエット中の朝ごはんで特に大事なのは、たんぱく質と、血糖値を上げにくい食品をとること」という安中先生。ダイエットをしているときにこそ朝食でとりたいのが、ねばねば食品だそうです。
「朝にたんぱく質をとることによって、体温を上昇させ、1日の消費エネルギー量を高めることができます。
そこで、納豆にオクラをプラス。ごはんは玄米や雑穀入りなどにすると、白米より血糖値を上昇させにくくなります」
さらに加えたい食材は海苔（焼き海苔）。体の活動に必要なエネルギーを効果的に使うようにサポートしてくれます。これで時短かつダイエットに最適なメニューのできあがりです。

ピーナッツやヨーグルトで美肌キープ＆便秘解消！

美肌つくりに欠かせないのがビタミンCとビタミンE。安中先生は「ビタミンCが豊富なフルーツと、ビタミンEが豊富なナッツ類は外出先ではなかなか食べられないため、朝にとってしまいましょう」といいます。
「砂糖を加えていないピーナッツバターとバナナの輪切りを、全粒粉のパンでサンドイッチに」。
安中先生オススメの美肌サンド、パン派の人は毎日の習慣にしてみましょう。
また、美肌といえば、便秘も大敵ですね。便秘がちな人は、発酵食品と食物繊維を毎朝とるように心がけるのがポイント。
「フルーツの中でも食物繊維を豊富に含むキウイをヨーグルトに入れたり、納豆を食べるときにタレやしょうゆの代わりになめ茸を混ぜたりして食べるのがおススメです」（安中先生）

大豆製品と卵で仕事の集中力をアップ！

「今日は仕事が忙しい！」　そんな朝には集中力アップを狙える朝食がいいですよね。 大豆製品や卵に豊富に含まれている成分“レシチン”がその手助けをしてくれるのだそう。レシチンは、記憶に関係した神経伝達物質の生成を促す効果が。レシチンとるには例えば豆腐のおみそ汁の中に卵を落としたものは、時短の面からもオススメだそう。
また、ごはんは白米より玄米のほうに脳を元気にするビタミンBが豊富に含まれています、と安中先生。1膳1汁でも、午前中から集中したい仕事があるときには効果を発揮してくれそうです。 
1分1秒も惜しい朝だけど、朝ごはんはこれだけ、と決めて定番にしてしまえばいいかも。シンプルな朝の食事で1日をすっきりスタートさせましょう。