f:id:dream3631:20151017101452j:plain

株は買った時の「理由」がなくなったときに売る|


自分の持っている株たちを見てみると、「あれっ?なんでこんなの持っているんだ?」っていう株ないですか?僕はあります(笑)。買いは易し売りは難しって言いますが、いやはや本当にそうだと思います。

「売り」は損切りでも地獄、利益確定でも地獄

みなさん、こんな経験ありませんか?上がると思って買った株がむしろ下がり、含み損だけ増え続け、耐えきれずに損切りした途端に上がりだすという地獄。もはや損切りあるあると言ってもいいんじゃないでしょうか。ほぼすべての投資家はこのつらい経験をしていると思います。

逆に利益確定。これはウハウハな気分が味わえると思いますが、売った途端にさらに急騰して、儲かりはしたけどなんだか損した気分になってしまうという地獄、これもあるあるかと思います。まぁ急騰は極端ですが、完全に天井で売ることは不可能なので、売ったところより株価が上がることは本当によくあると思います。

こう考えると、損切りにしろ利確にしろ株を売る行為自体が地獄なんです。だから売りは難しい!売却には、大いなる勇気と覚悟が必要なんですが、株価の値動きとちょっと違った視点で売却をすれば、この地獄を少しは楽にできるかもしれません。

買った時の「理由」がなくなった時に売却する

株を買う理由、そんなの儲けたいから以外ないでしょ(笑)って感じですが、みんなそれぞれ儲ける投資スタンスって違いますよね?例えば、配当で儲ける人もいるでしょうし、割安株や成長株投資、株主優待、イベント投資、などたくさんあると思います。

でも思い出してください。スタンスは違えど、みな買う時の理由ってあったと思うんです。配当利回りが4%と高かったからとか、PERが10倍以下で割安だったからとか、業績の伸びが良かったからとか、何か惹かれるものがあったから投資をしているはずです。

あとは簡単。買った時に期待していたものがなくなったとき裏切られたときに売ればいいんです。配当利回り狙いでしたら株価が下がっても利回りは上がるんで、株価が上がるか減配されるまで持っておけばいいですし、業績期待のものは業績が落ちて来たら売ればいい、優待なら改悪か廃止で、割安なら株価上昇か業績の落ち込み、などなど。

今一度、ご自分が何を期待して買ったのか思い出してみるといいですよ。その時の想いと現状がずれていたら、それは一つの売りシグナルだと思います。