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偏頭痛にも効果あり!名医が実践する「納豆パワーを倍増」させる裏技


血管の老化や認知症、生活習慣病の予防にもいいとされる、日本屈指の健康食材“納豆”。ネギや大葉などの薬味を入れたり、梅干しをのせたり、はたまたマヨネーズを入れたり……と、納豆にあわせる食材は話の小ネタにもなる。

そんな納豆にあわせる食材だが、何を選ぶかによって、病気予防や美容により効果を発揮するのはご存知だろうか?

今回は、先日放送された『サタデープラス』(TBS系)の情報をもとに、各分野の名医たちが教える気になる症状にあわせた納豆の食べあわせを紹介しよう。

 

■美肌には“納豆+大根おろし”

肌年齢-24歳をもつ美肌の名医、日比野佐和子医師が納豆にあわせているのが“大根おろし”である。大根には消化酵素が多く含まれ、腸の働きを整えてくれるという。そして腸内環境がよくなれば、健康な体はもちろん美肌にもなる。

また、肌のゴールデンタイムは夜の就寝している間。日比野院長によると、“納豆+大根おろし”はこのゴールデンタイムにあわせて、夕食に摂るのが理想的だそう。

お肌が気になる方は、夕食に一品プラスしてみてはいかがだろうか。

 

■片頭痛には“納豆+明日葉”

脳神経外科医で頭痛の名医である清水俊彦医師が納豆に入れているのが、“明日葉”を刻んだものだ。明日葉は伊豆諸島などでとれるセリ科の野菜で、脳の血管にいいマグネシウムが豊富に含まれている。

清水医師によると、納豆のマグネシウムと明日葉のマグネシウムで脳の血管が安定し、片頭痛の予防に非常にいいという。

 

■骨粗鬆症には“納豆+カッテージチーズ+ポン酢”

予防医学の権威である細井孝之医師が納豆に入れているのが、カッテージチーズ+ポン酢だ。納豆とチーズに共通して含まれている栄養素がカルシウムである。この2つの食品を一緒に摂ることで、骨粗鬆症の予防効果を上げるという。

さらに、付属のタレではなくポン酢を入れるのがオススメ。酢がカルシウムの吸収を良くするそうだ。

 

■健康ダイエットには“納豆+もずく”

医学に基づく健康的なダイエットの名医である小林奈々医師が納豆に入れているのが、ほどよい酸味がクセになる“もずく”だ。

小林医師によると、カルシウムなどが豊富な納豆と、ビタミン・ミネラルが豊富なもずくは腹持ちがよく、ダイエット中の夜食にオススメなのだとか。

ダイエットの挫折の原因ともなる、夜間の空腹。そんなときに納豆+もずくを食べれば、空腹感も抑えられ健康にもいいので、「食べてしまった……」という罪悪感を持たずにすみそうだ。

 

そのままでも高い栄養価を誇る納豆だが、さまざまな食材をあわせることによってその効果は倍増する。気になる症状にあわせた一品を味わってみてはいかがだろうか。